
富山の特産品のホタルイカ。全身から青白い光を放ち、"富山湾の神秘"とも呼ばれています。
日本海を中心に分布していますが、春には産卵のため、富山湾に数多く接岸して、神秘的なブル
ーの光で海面を照らします。
ホタルイカ漁の解禁は3月1日。我が四方漁港でも毎年たくさんのホタルイカが水揚げされます。
ホタルイカは体長4~7cmの小さなイカで、頭部や胴部を中心に1,000個余りもの皮膚発光器を持っ
ています。
春の産卵期を富山湾沿岸で迎え、日中は水深約200mより深い層に生息し、夜になると浮上し岸近
くに寄り、夜明けまでに産卵を終えて沖合の深い層へ戻る行動を繰り返すようです。
全国の季節料理店や居酒屋などで、ボイルしたホタルイカの酢味噌がけなどがお目見えするのも
もうすぐですね。みなさんが食するホタルイカは四方浜で獲れたものかもしれませんね。